◆江戸川乱歩 二銭銅貨


二銭銅貨 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/二銭銅貨
二銭銅貨』(にせんどうか)は1923年(大正12年)に江戸川乱歩が発表した短編推理小説であり、探偵小説家江戸川乱歩の処女作である。
 
江戸川乱歩 二銭銅貨 - 青空文庫
https://www.aozora.gr.jp/cards/001779/files/56647_58167.html
そして、尚も執拗にその二銭銅貨について尋ねるのであった。
 「君、その時、君が煙草を買った時だ、誰か外にお客はいなかったかい」 「確か、いなかった様だ。そうだ。いる筈がない。
その時あの婆さんは居眠りをしていたんだ」 この答を聞いて、松村は何か安心 ...
 
二銭銅貨 (Kindle) 感想 江戸川 乱歩 - 読書メーター
https://bookmeter.com/books/10512677
評価: 81% - 30 件のレビュー
リク
初・江戸川乱歩。とあるアニメから乱歩の小説に興味を持ち、まずはデビュー作をと思い読んでみたのですが、
一度読んだだけでは「あれ?」と首を捻ることになってしまい、この感想を綴るにあたって再読することになってしまった
というのはここだけの話(笑)さて内容なのですが、題名のとおり『二銭銅貨』がキーとなります。
そして二人の賢い男が知恵比べすると。
語り手である男の行動が良いか悪いかはさておき、当時の小説として見ればやはり面白いものだったんだろうなと感じました。
どんでん返しもしっかりあって、さすがは基礎を築いた人だなと。
うに
ネタバレ江戸川乱歩さんの処女作!
だらりだらりのらりくらりとゆったりとしたテンポで物語は進み、最終的にはどうなんでしょう。私は松村さんが不憫で不憫で、
この2人が和解する時は来ないんじゃないかというぐらい、主人公のやり口は度が過ぎてる気がします。
とは言え、まさかそこまでうまく回るとは思わずの、ちょっとした暇潰しの悪戯心が出発だったっぽいので、
主人公も可哀想な気もしますが。
二銭銅貨について思わせ振りな言葉も逆に気になる!他の作品と連動してるのかな?
まさか窃盗犯とつながってることはないだろうし…。
平和だけど胸が痛いお話。
 
江戸川乱歩二銭銅貨」と点字とビブリア古書堂 - くうざん本を見る
http://d.hatena.ne.jp/kuzan/20160102/1451665513
2016/01/02
 江戸川乱歩著作権保護期間が切れ、青空文庫でも「二銭銅貨」が公開された。
http://www.aozora.gr.jp/cards/001779/card56647.html
底本は、光文社文庫版の全集第一巻。
底本の底本は1931年の平凡社版全集とのことだが、点字については、そのままではあるまい*1。
点字部分については、後の修正が有るからである*2。
青空文庫点字部分は、画像になっていて、直接表示させると次の通り。
https://www.aozora.gr.jp/cards/001779/files/fig56647_01.png
 
◆第8090回「江戸川乱歩中短編その1、二銭銅貨 ストーリー、ネタバレ ...
https://ameblo.jp/s-kishodo/entry-11917914367.html
2014/08/31
 第8090回は、「江戸川乱歩中短編 その1、二銭銅貨 ストーリー、ネタバレ」(1923年)です。
 今回から順次、江戸川乱歩の中短編をブログに取り上げていきたいと思います。
   「その1、二銭銅貨」.
  江戸川乱歩のデビュー作です。上中下の3章で構成されています。
  ストーリーの紹介にあたりましては、便宜上、サブタイトルを付けさせていただきます。
  『上 強盗紳士の給与奪取事件』
 "私"と松村武が同じ下宿で貧乏暮らしをしていた時の事件でした。
 新聞紙上をにぎわしていたのが、強盗紳士による給与奪取事件でした。
 犯人は堂々と電機会社の工場に朝日新聞の記者だと名乗り工場長に面会しています。
 
二銭銅貨(江戸川乱歩): 感想(評価/レビュー)[小説] - 作品データベース
https://sakuhindb.com/jbook/7_NISEN_20DOUKA/
評価: 3 - 6 票
作品紹介(あらすじ)
芝区にある電機工場でのこと。給料日を前にして集められていた五万円もの大金が、まんまと盗み出されるという事件がおきた。手口からして、これまでも幾度か巷間を賑わしてきた紳士泥棒の仕業に間違いなかった。しかし今度に限り、彼はらしくないミスを犯しており、そこからついに逮捕という運びになった。警察の名声は高まり、刑事は賞賛を浴びた。
しかし、さすがに大泥棒、肝心の金の在り処については一切口を割らず、何処をいくら捜しても何も発見出来ない。犯人より金が大事だった会社は、懸賞金を出してまでその行方を突き止めようとするが、これに応える事が出来るものは誰もいなかったという。
この新聞記事を読んだ二人の青年は、狭い貸し部屋をわけあう暮らしから抜け出さんとして、この謎を解き明かそうともくろむが・・・。
 
探偵小説家江戸川乱歩の処女作にも当たる作品。
著者:江戸川乱歩
出版社:講談社/新潮社/春陽堂他多数
文庫:創元推理文庫/新潮文庫/春陽文庫他多数
日本 開始日:1923/04 新青年
 
◆にせんどうか〔ニセンドウクワ〕【二銭銅貨
江戸川乱歩の短編推理小説
大正12年(1923)「新青年」誌に掲載された、著者の処女小説。
ポーの「黄金虫」の影響を感じさせる暗号解読もので、日本の推理小説の基礎を築いた作品。
黒島伝治の短編小説。
大正15年(1926)「文芸戦線」誌に発表。
発表時のタイトルは「銅貨二銭」。
 
江戸川乱歩二銭銅貨について
  二銭銅貨は泥棒にもらったものなんですか?それとも、話にはまったく関係の無い事なんですか?
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1351917708
2010/12/12
泥棒に貰ったものとは考えられません。
もし、友人の松村武が本物のお金を手にしたのなら、泥棒から貰ったものかもしれませんが、二銭銅貨の中に入っていた
暗号文は「私」が作ったものであり、煙草屋の娘が差入屋に嫁いでいることもでたらめであり、正直屋という印刷屋が
「私」の遠縁であるため、おもちゃのお金が大黒屋の注文品であることも聞いていて、「私」がすべて行ったのですから、
泥棒とは、全く無関係でしょう。
すべて「私」が仕組んだ友人の松村へのトリックです。
同時に、松村同様、私達読者も乱歩に、まんまと一杯食わされたわけです。
二銭銅貨は話を進める上での発端ですから無関係どころか、非常に重要な意味を持っていると思います。
ただ、入手先については、あくまである人に迷惑をかけるかもしれないから言えない、
「私」が偶然それを所持していたと思ってくれと書いていますね。(追求されたら、乱歩の方が却って困るのでは・・・)
日本での探偵小説の黎明という点ではすばらしい作品だと思いますが、
「私」も松村も何故こんな暇なことをしているのだい、とつい思ってしまうのですが・・・
 
点字を「南無阿弥陀仏」で表す換字式暗号~江戸川乱歩二銭銅貨
http://tenmei.cocolog-nifty.com/matcha/2016/02/post-c0b0.html
2016/02/04
日本の著作物の著作権保護期間は、基本的に死後50年とされてる。
そのため、日本の本格推理小説の草分け、江戸川乱歩(1894~1965)
著作権が切れて、無料の電子図書館青空文庫で公開され始めた。
死後50年目の翌年の元日から公開可能となるので、乱歩の場合2016
年1月1日から。今日(2月4日)の時点で公開されてるのは3作のみで、
その1つが「デビュー作」とされる短編、『二銭銅貨』だ。発表は1923年
だから、100年近く前。ウィキペディアによると、当時はまだ「探偵小説」
と呼ばれてたらしい。