◆こけおどし【虚仮威し】


◆こけおどし【虚仮威し】
[名・形動]愚か者を感心させる程度のあさはかな手段。
また、見せかけはりっぱだが、中身のないこと。
また、そのさま。「虚仮威しの文句を並べる」
 
◆【語源・由来・成り立ち】.
【意味】. 虚仮威し(こけおどし)とは、見せかけだけの脅し。
【語源・由来・成り立ち】.
 虚仮威しの語源・名前の由来について、仏教では「虚仮」は外面と心の中が違うこと、いつわりの意。
 一般に、思慮が浅い、愚かなこと、さらにばかの意となり、人をばかにすることを「虚仮にする」のようになった。
 【使い方・。実例・用例】
*日韓を射程内とするノドンは、すでに実戦配備され「ソウルを火の海にする」という従来からの北朝鮮の主張は虚仮威しではない。
 
◆こけら落し - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%93%E3%81%91%E3%82%89%E8%90%BD%E3%81%97
こけら落し(こけらおとし、杮落し)とは、新たに建てられた劇場で初めて行われる催しのことである。
ただし、こけら落し公演は来場者数が多くなり、出演者も大物であることが多いことから、実際には公演に当たっての
手順を確認するなどといった名目でオープン後に複数の準備公演を実施してから正式なこけら落し公演をするケースが多い。
演目はそれぞれの劇場の特性に合わせた内容で、おおむね慶事の内容であることが多い。
「こけら(杮)」とは材木を削った際の木片のことであり、建設工事の最後に屋根などの木片を払うことが語源になっている。
転じて体育館、陸上競技場、球技場、野球場などのスポーツ施設が開場する際にも報道などで「こけら落し」と
表現される場合があるが、本来は劇場に用いる言葉であるため特に屋根のない屋外施設などでは誤用とされる。
歌舞伎発祥の言葉に、「こけら落しを見ると寿命が延びる」というものがある。
「杮(こけら)」という字は「柿(かき)」と同じに見えるが、「柿(かき)」は「木部五画(旁が「亠+巾」)」
なのに対し、「杮(こけら)」は「木部四画(縦棒がつながる)」である。
しかし、過去の文献によれば、両者は明確には区別されておらず、例えば『康熙字典』では逆になっており、
両方とも「柿(木部五画)」とするものや、両字は同じ字の別字体と説明するものもある。
これを根拠にして、JIS規格では「柿(木部五画)」が両方の字を包摂するものとしている。
これに対し、字典で区別されていないのは後の混同によるものであり、字義を考えれば「こけら」は「杮(木部四画)」で書くべきとする説もある。
 
杮落とし(こけらおとし) - 語源由来辞典
【意味】 こけら落としとは、新築または改築した劇場や映画館などで行われる初めての興行。こけら落し。
こけら落としの語源・由来】
こけら落としの「こけら」とは、材木を削った時に出る切り屑のことである。
新築や改装の工事の最後に、屋根などの「こけら」を払い落としたことから、完成後の初めての興行を「こけら落とし」と言うようになった。
なお、「こけら」の漢字「杮」は「柿」と似ているが別字で、「柿」の旁(つくり)は鍋蓋に「巾」、「杮」は旁の縦棒が一本で貫かれており鍋蓋ではない。
過去には同一文字として扱われたり、逆になっていたこともあったが、現在は「柿落とし(かきおとし)」と表記するのは間違いである。
 
◆こけ
【虚仮】
1.心の中とうわべとが一致しないこと。偽り。
2.思慮の浅いこと。深みのないこと。ばか。 「人をこけにするな」
 
◆虚仮にする(こけにする) - 語源由来辞典
【意味】 虚仮にするとは、馬鹿にすること。あなどること。コケにする。
【虚仮にするの語源・由来】
虚仮にするの「虚仮」は、仏教用語
「虚」は「虚妄(きょもう)」「偽り(いつわり)」を意味し、「仮」は「真」や「実」などに対して実体のないことを意味する。
つまり、虚仮とは「実の伴わないこと」「心や行為が真実でないこと」という意味で、転じて人を馬鹿にする言葉となった。