◆地雷


◆地雷 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/地雷
地雷(じらい、英: land mine)は、地上または地中に設置され、
人や車両の接近や接触によって爆発して危害を加える兵器。
 本稿では、前近代の同概念の火器の1つである、埋火(うずめび)についても解説する。
 
イラクに敷設された、中国製の72式対人地雷
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E9%9B%B7#/media/File:Jason%27s_camera_127.JPG
傷・破壊することを目的としている。
この方式は構造の単純さから安価かつ信頼性があり、今でも配備・使用される地雷の多くを占める。
対人地雷には、前述の圧力式のほか、ワイヤでピンが抜かれることで爆発するもの(引張式)、
赤外線センサなどを使用するものがある。中には地雷探知機の発する磁気を感知して爆発するものまである。

設置方法はさまざまで、人力で設置する、地雷敷設車両や専用ヘリコプターを使って敷設する、
空爆弾やロケット弾など、大型の弾殻の中に入れて遠隔地から散布するなどの方法がよく利用される。

踏むと瞬時に起爆するものが一般的である。
第二次世界大戦中にドイツ軍が開発したS-マイン(ドイツ語読みではS-ミイネ)と呼ばれる対人地雷は、
触角状の信管を踏むと火薬の爆発により地中から高さ1mほど飛び上がり、
空中で鉄球をばら撒くことで踏んだ人物以外にも被害を与える
 
◆地雷   じらい
https://dic.pixiv.net/a/%E5%9C%B0%E9%9B%B7
兵器の一種。 地面に埋めるなどして隠し、踏んだ者を爆破・殺傷する。
転じて「その人にとって踏んではならない表現」の意。
 
◆対人地雷
人間向けの地雷である。威力、サイズは一概には言い難いが、おおよそ数十~数百グラム程度。1kgを越えるものもある。
発見を避けるために埋めることが多いのだが、特に小型のものは空中散布される場合もあり、見つかりやすさは数で補う。

生還者が多くいることから「兵士を殺害することよりも、
負傷させることを目的としている」と説明されることがあるが、誤りである。
確実に殺傷できるサイズにすると運搬や設置が難しくなるために妥協した結果、
しばしば被害者が生存しているというのが実情。

敵を生還させるために威力を調節しているわけではないため死者も非常に多い。
 
◆対人地雷とは
http://www.jcbl-ngo.org/database/landmines/aboutlm/
対人地雷は、人間を負傷させることを目的に設計された兵器です。
様々な種類がありますが、5キロ以上の圧力がかかったり、圧力が除かれたり、
起爆装置につけられているワイヤが引っ張られたり、振動、・傾斜に反応したりすると爆発します。
素材も金属だけでなくプラスチックや木材などがあり、安価なものでは数百円で作ることができます。

対人地雷は「悪魔の兵器」と呼ばれていますが、それは以下の理由からです。
・敵と味方、兵士と民間人を区別しない
――対人地雷はいったん敷設されると、敵と味方の区別なく、誰でも殺傷します。家畜も被害に遭います。
・一度敷設された地雷は、長期に渡わたって脅威を保持し続ける
――今でも第2次世界大戦で使用された対人地雷が見つかるように、対人地雷は何十年にもわたって威力を持ち続けます。
 
地雷の目的は人々に障害を負わすことにあります
地雷は、人を殺すことよりも、手足などを吹き飛ばし、「怪我を負わせること」に重点を置いています。
軍隊にとっては、兵士を殺すよりも、けがをさせる地雷は有効な戦略手段だったのです。
では、なぜ敵の兵士を殺すよりも、けがをさせる方が有効なのでしょうか?
死んだ兵士は置き去りにされますが、負傷した兵士は放置できないので
、敵に負傷兵を連れて帰る手間をとらせることができるからです。
また、治療・リハビリ、社会保障など、長期にわたって人的・経済的負担を課すので、
敵対勢力を消耗させることも可能です。
そして、対人地雷で手足を吹き飛ばされ苦しんでいる仲間を見て受ける精神的ショックによって、
戦争を続ける気持ちを無くさせることも計算されているのです。
 
◆地雷の基礎知識(2016年版)2017/1/15INFO
http://peaceboat.org/16956.html
プロジェクト:地雷廃絶キャンペーン(P-MAC)
地雷の基礎知識(2016年版)
P-MACは地雷除去支援や被害者への支援を進めると同時に、これらがどんな性質を持っている兵器で、
どのような構造の元で世界に広がっているのかについても伝える活動をしています。
ここでは地雷の特徴や被害者数、最近の使用状況、日本や世界の取り組みなどについて紹介しています。
地雷の特徴「被害者の多くは戦争と関係ない一般市民」
 
地雷の基礎知識(2016年版)
多くの地雷被害者が脚を失う
1.「人を殺すこと」を目的としない兵器
多くの地雷は、兵士の手足を失わせることを目的に作られています。
そうすることで、傷ついた兵士を他の兵士2~3人が病院まで運ぶため、戦える敵の兵士の数を減らすことができます。
また、手足を失い苦しむ姿を他の兵士が見ることで、戦う気力を失わせることができます。
地雷は身体的にも精神的にもダメージを与える兵器です。
 
2.残り続ける
一度埋められると、戦争が終わっても誰かが踏むか地雷除去するまで残り続けます。
 
3.人を選ばない
地雷は攻撃する相手を選びません。そのために被害者の7割以上は戦争とは関係のない一般市民です。
戦後、農作業中、買い物のため外出中、通学途中などふつうの生活の中で地雷被害に遭う人々、子どもたちがいます。
 
4.安い
地雷は1つ300円程度。戦費が少ない軍隊にとって使いやすい兵器です。
1970~90年代に各地で頻発した内戦で多くの地雷が使われ、今も約60カ国に地雷が埋まっています。
地雷の被害「2015年に被害者が急増しました」
地雷の基礎知識(2016年版)
黒=地雷埋設国 グレー=地雷除去が終了した国
《地雷埋設国》
約64の国と地域が地雷埋設国で、その多くがアジアとアフリカにあります。(2016年10月現在)
 
・特に地雷汚染が多い国と地域(地雷汚染地域が100?以上)
アフガニスタンアンゴラアゼルバイジャンボスニア・ヘルツェゴビナカンボジア、チャド、クロアチアイラク、タイ、トルコ、西サハラ
 
《被害者数》(地雷、クラスター爆弾、不発弾による被害を含む)
2015年の1年間に判明しているだけで61の国と地域で6,461人が被害にあっています。2014年は3,678人でしたが、
2015年に急増しました。紛争が続くリビア、シリア、ウクライナ、イエメンでの被害者が増えています。
このほかにも報告されていない被害者もいるため、実際にはより多くの被害者がいると思われます。
被害者の78%は市民です。
 
・被害者が100人以上の国
1 アフガニスタン(1,310人) 
2 リビア(1,004人) 
3 イエメン(988人) 
4 シリア(864人) 
5 ウクライナ(589人) 
6 コロンビア(211人) 
7 マリ(167人)
8 ミャンマー(159人)
9 パキスタン(132人)
10 カンボジア(111人)
11 スーダン(104人)


《最近の地雷の使用》
2015年、オタワ条約未加盟国のミャンマー北朝鮮、シリアが地雷を使用しました。
また、10ヵ国(アフガニスタン、コロンビア、イラクリビアミャンマー、ナイジェリア、パキスタン、シリア、ウクライナ、イエメン)で非政府武装クループが使用しました。
オタワ条約の加盟国であるカメルーン、チャド、ナイジェリア、フィリピン、チュニジア、そして未加盟国のイラン、サウジアラビアで地雷が使用されたとの情報があります。
 
・対人地雷全面禁止条約「市民がつくった条約」
対人地雷全面禁止条約(通称オタワ条約)が1997年に成立、現在162カ国が参加していす。(2016年11月時点)
 
〈対人地雷全面禁止条約の主な内容〉
・対人地雷の使用、貯蔵、生産、移譲の禁止
・埋設地雷の除去、被害者支援を進めること
・これまで貯蔵していた地雷の廃棄
・地雷被害国への地雷対策のための資金や技術の支援
 
「市民がつくった条約」
1990年代には多くの人々が日々地雷被害に遭っていました。
その状況を知った世界中のNGOなどがネットワークNGO地雷禁止国際キャンペーン (ICBL)」をつくり、
国々を巻き込んでオタワ条約を成立させました。
その功績が認められ、ICBLは1997年にノーベル平和賞を受賞しました。
世界 の4分の3以上の国が地雷を禁止することで新たな地雷埋設は年間数か国にとどまっています。
ICBLは毎年各国の地雷の状況をモニタリングし、非締約国に はオタワ条約への参加を呼び掛けています。
 
◆除去後の土地利用の重要性から考察する「地雷ゼロ」
https://www.obirin.ac.jp/la/ico/images/_04report/2007kobayasi.pdf
はじめに
 現代、世界では約 80 カ国に、1 億 1 千万個以上もの地雷が存在すると言われている。
地雷は、その半永久的な残存性や、殺すのではなく、身体の一部を奪ったり、精神的に恐怖を植えつける事を目的として
製造された非人道的な無差別兵器である。
また、安価なものでは、1 個 1 ドル程度で製造することができるために、
途上国を中心にして使用される事から、「貧者の兵器」とも形容されている。
 地雷の被害は、アンゴラモザンビークの様にアフリカを中心として、世界各国で指摘されている訳であるが、
 では、何故その中でもカンボジアを取り上げるのか。カンボジアでは、その内戦の歴史から、
 戦争が終わった現代にあっても、今だに約 400~600 万個もの地雷と、数こそは不明とされているが、
 現在除去活動が行われている各州で、年間 1 万発以上の不発弾が回収・爆破処理されていて、
 対人口比の対人地雷被害者数は世界でも最も多いと言われているのである。
 これらの被害は、年々減少の一途を辿っているとされているが、しかし、カンボジアでは現在でも国土の
 46%、6422 村で、地雷や不発弾の存在が指摘されている現状や、年間の被害者数が 1 千人近くにものぼる上、
 その被害者の多くは農業従事者や子ども達であるという事実を鑑みても、
 地雷の影響はまだまだ軽視できるものではないのではないだろうか。
 
以上を要すると言われていて、このままの技術では、現在埋設されている対人地雷のすべての除去には、
あと数百年以上かかるともいわれている現状がある。
さらにいえば、世界. には、未だに対人地雷を使用・製造する国や地域もあり、これらすべての国で対人地雷の
 ... 結された。
この対人地雷禁止条約(オタワ条約)は、「対人地雷の使用・貯蔵・生産及び、.
移譲の禁止ならびに破壊に関する条約」として発効された。オタワ・プロセスの過程では、.
アメリカなどによる「安全な地雷の使用(スマート地雷などの)」という主張 ...
 
◆国連広報センター ブログ
http://blog.unic.or.jp/entry/2015/08/19/124035
国連のさまざまな活動を紹介します。 
2015-08-19
女性のエンパワーメントが世界を変える (1)
ジェンダー平等

    地雷対策の世界で働く女性達
~Women in Mine Action、 安全と安心を届けるために~
      f:id:UNIC_Tokyo:20120516185137j:plain
         UNMAS南スーダン事務所 吉岡由美子職員
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/U/UNIC_Tokyo/20120516/20120516185137.jpg
             (写真上:国連のヘリの中で撮影、耳当ては騒音防止用)
UNMAS (United Nations Mine Action Service)、国連地雷対策サービス(以下、UNMAS)、という組織をご存じでしょうか。
Mine(地雷)という名前から、紛争等で残された地雷の除去作業を行う組織を想像される方が多いのではないかと思います。
また米国の映画『ハートロッカー』(2008年に公開されたイラクにおける米軍の爆発物処理班の活動を描いた映画)の
ように、屈強な男性達が頑丈な防護服を付けて極度の緊張感の中で、
派手な爆破シーンを伴う爆弾処理を行っている、というイメージを持たれる方もいらっしゃるかと思います。
そうして、業務の性質上、男性社会なのだろうな、と想像される方も多いのではないでしょうか。
 
ハート・ロッカー - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC
ハート・ロッカー』(The Hurt Locker)は、キャスリン・ビグロー監督による2008年のアメリカ映画。
イラクを舞台としたアメリカ軍爆弾処理班を描いた戦争アクション。
2008年のヴェネツィア国際映画祭トロント国際映画祭で上映。第82回アカデミー賞では9部門にノミネートされ、
作品賞、監督賞、オリジナル脚本賞編集賞、音響効果賞、録音賞の6部門で受賞した。
タイトルはアメリカ軍のスラングで「苦痛の極限地帯」、「棺桶」を意味する。
ストーリー
イラク戦争中の2004年、バグダッド郊外。アメリカ軍の危険物処理班は、
路上に仕掛けられた「即席爆発装置(IED)」と呼ばれる爆弾の解体、爆破の作業を進めていた。
だが、準備が完了し彼らが退避しようとしたその時、突如爆発を起こす。

罠にかかり殉職した隊員に代わり、新たな「命知らず」のウィリアム・ジェームズ軍曹が送り込まれてきた。
安全対策も行わず、まるで死を恐れないかのように振る舞う彼を補佐するサンボーン軍曹とエルドリッジ技術兵は
徐々に不安を募らせていく。
虚勢を張るただの命知らずなのか、勇敢なプロフェッショナルなのか。
彼らの不安とは関わりなく、地獄の炎天下で処理班と姿なき爆弾魔との壮絶な死闘が続く。
 
ハート・ロッカー (2008)
https://movies.yahoo.co.jp/movie/ハート・ロッカー/335594/story/
イラクに駐留するアメリカ軍の中でも、最大の危険を伴う爆発物処理班の兵士を描き、
2009年の賞レースを席巻した戦争アクション。
命知らずの兵士と仲間との確執と友情を軸に、緊張感あふれる爆発物処理の現場をリアルに映し出す。
監督は『ハートブルー』『K-19』のキャスリン・ビグロー
レイフ・ファインズガイ・ピアースらが脇を固める中、『28週後…』のジェレミー・レナーが任務に命を懸ける主人公を熱演。
迫力ある戦場の描写と、兵士の勇気の裏にひそむ心理の繊細な描写に驚がくさせられる。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ
2004年夏、イラクバグダッド郊外。アメリカ軍爆発物処理班・ブラボー中隊のリーダーに、
ウィリアム・ジェームズ二等軍曹(ジェレミー・レナー)が就任する。
まるで死への恐怖などないかのように遂行されるジェームズの爆発物処理の様子に、
仲間のサンボーン軍曹(アンソニー・マッキー)らは不安を抱くようになり……。
 
◆映画『ハート・ロッカー』予告編 - YouTube
ハートロッカー の動画検索結果? 1:31
https://youtu.be/J22-8Bu4mHw
2010/02/03 - アップロード元: シネマトゥデイ
イラクに駐留するアメリカ軍の中でも、最大の危険を伴う爆発物処理班の兵士を描き、
2009年の賞レースを席巻した戦争アクション。
命知らずの兵士と仲間との確執と友情を軸に、緊張感溢れる爆発物処理の現場をリアルに映し出す。
監督は『ハートブルー』『K-19』のキャスリン・ビグローレイフ・ファインズガイ・ピアースらが脇を固めるなか、
28週後』のジェレミー・レナーが任務に命を懸ける主人公を熱演。
迫力ある戦場の描写と、兵士の勇気の裏にひそむ心理の繊細な描写に驚がくさせられる。
配給:ブロードメディア・スタジオ
 
アメリカ軍が悪いわけじゃない。アメリカ軍は政府の命令で進行しただけ。その中で勇気を振り絞った部隊の活躍を描いた映画なんだろ?
 
ジェレミー・レナーの映画では最高傑作だと思います。?
 
ひねくれたこと考えずに、
製作者が伝えたいことを素直に受けとろーーよー(・・;)?
 
予告みたいに「ズガズガっ!ドっカーン!!」みたいなんじゃなくて、何か、戦地にいる兵士やイラク人の心理を突いた映画だったと思う。?
 
ココまで緊張感を伝えてくる映画ってなかなかないと思う。
ただIEDをテロ爆弾って翻訳しちゃったりなぜかCOMPM2サイトに倍率があるような表現があるのはちょっとアレだったけど。
 
◆The Hurt Locker Best Scenes HD
https://youtu.be/v9MhXIoAk4I
◆The Hurt Locker - Opening Sequence
https://youtu.be/bwCEE7m38VM
◆THE HURT LOCKER Scene Analysis
https://youtu.be/6KotDMTke9g
◆The Hurt Locker: Behind-The-Scenes
https://youtu.be/2s04J7H3feY