騙されている おもてなしの基本は礼儀作法で立礼から始まる


◆りつれい【立礼】
起立して敬礼すること。その敬礼。

◆【立礼式】りゅうれいしき
茶道の方式の一つで,テーブルと椅子を用いて茶をたてる椅子点前 (てまえ) 。
略して立礼ともいう。明治4 (1871) 年に京都で開催された第1回京都博覧会の際,裏千家 11世玄々斎宗室が,外人客用に腰掛けて茶を飲めるようにと試みたのが始りという。
各流派によって若干の相違はあるが,茶道具のほか,特に立礼用としては点茶盤 (点前台) ,喫架 (卓子) ,円椅 (腰掛) などが必要である。
 
◆立礼式とは? 椅子(いす)に腰かけて行う茶道の点前(てまえ)形式。裏千家一一世玄々斎千宗室が,1872年(明治5)椅子の時代到来を予測して創設したもの。立礼。

◆立礼とは - 葬式用語
立ったままで,あるいは立ち上がって礼をすること。
りゅうれい。
座礼 「一同の前に立ち軍人風に-したり/鉄仮面 涙香」

◆立礼(りゅうれい)
茶の湯で、点茶盤と称するテーブルに風炉釜 (ふろがま) ・水指 (みずさし) を置き、椅子 (いす) に腰掛けて行う点前 (てまえ) 。明治初め、裏千家が外国人客のために創案した。
 
◆おかしな女性の立礼
http://web.sugiyama-u.ac.jp/~yamane/sahou/fem-rei.html
誰が考えたのか知らないが、ビジネスマナーで教える女性の立礼はへんだ。
そのへんな立礼が最近ではスーパーのレジのおばさんにまで強制されているので、やたら目につく。
何がヘンなのかというと、支払いをすませた後、両腕のヒジを張って両手を腹の前で重ねたポーズを一瞬とるのだ。
どうやらこれはお礼の姿勢のつもりらしい。
その格好がヘンだし、私にとっては礼をされた気がしないので、正視できない。
あげくは、その格好が見たくないので、そのスーパーにいくのがいやになる。スーパーマーケットという文化的教養に乏しい場所がとんだ「勘違い」を広めているから困ったものだ。
その格好が間違っている根拠を示すので、正しい礼に直してほしい。

根拠1:礼は畏(かしこ)まった「気をつけ」の姿勢でやるもの

◆《立礼(りつれい)(りゅうれい)》
起立したまま、または起立して、礼や敬礼をすること。
また、その礼や敬礼のこと。
反対語は、座礼(ざれい)。
例) ・軍人のように立礼する
☆《立礼(りゅうれい)》 茶の湯で、椅子(いす)に腰かけて、テーブル(点茶盤)の上で茶を点てる形式。
立礼式ともいう。 明治の初め頃、裏千家が創案した。
 
◆剣道の礼法
http://www.ougi-ya.jp/column/manners.php
一般によく知られる剣道の教え「礼に始まり、礼に終わる」という言葉はよく耳にすると思います。

剣道では本当にあらゆる事で礼をします。
・道場(体育館等)の出入りの時
・稽古前後に目上の方や先生方に
・また上座に向かっても稽古前後に
・稽古中相手に対して(基本打ちの技毎、相手が代わる毎に礼をする)
・試合でも相手に開始終了時
 
一度の稽古で何度礼をするのかと思うほど行います。

作法としては、
立ってする「立礼」と、
座ってする「座礼」があります。

立礼
背筋(せすじ)を真っ直ぐに伸ばして立ち、お辞儀のように首を曲げるのではなく、
背筋を伸ばしたまま腰をゆっくり曲げていく。

道場への出入りや、稽古相手、試合相手などへは、15°から30°程度、
腰を折るように礼をします。
上座や師範・先生方などの目上に対しては45°の深い礼をする。

◆立礼のやり方
http://rocky1.jp/post755.html
能登を便利に!もっと元気に!
朝4時起きはきっつー!
早寝!早起き!早ごはん!
ロッキー』谷内(やち)です!
綺麗な立礼(立った状態での礼)のやり方をご存知ですか !
 
http://blog-imgs-73.fc2.com/r/o/c/rockynoto/blog_import_555ae299785b6.jpg
柔道では
立礼:
礼をする方向に正体して直立(気をつけ)
次いで、状態を静かに約30度曲げ、両手の指先が膝頭の上を握り拳、
約ひと握りくらいのところまで体に沿わせ滑り下ろす。
この状態ののち、おもむろに状態を起こし
元の姿勢にかえる。
この間の時間は一呼吸(約4秒)
礼に始まり、礼に終わる!
礼を重んじる柔道!
礼、ひとつにしても深いでしょ!
綺麗な『礼』をすると
なんか知的に見えますよ!
お試しください!

小笠原流礼法
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E7%AC%A0%E5%8E%9F%E6%B5%81%E7%A4%BC%E6%B3%95
小笠原流 > 小笠原流礼法
小笠原流礼法(おがさわらりゅうれいほう)とは、小笠原家に伝わった礼法。

小笠原流礼法』の語は、1992年(平成4年)にNPO法人小笠原流・小笠原教場によって商標登録が行われている。

室町時代に将軍・足利義満に仕えた小笠原長秀によって『三議一統』として完成された武家の礼法である。

小笠原流礼法が民間に広まったきっかけは、江戸時代初期、小笠原流を学んだ水島卜也が江戸に小笠原流礼法の私塾を開いたことにある。
水島は将軍・徳川綱吉の子、徳川徳松の髪置の儀に白髪を調進して有名となり、多数の門人を抱えた。
この結果、水島派の小笠原流礼法が全国に広まった。
 
小笠原流礼法について 【おしゃれマナー教室】
http://www.oshare-manner-koubou.jp/contents/ogasawara.html
 礼儀作法と申しますと、何か特別なものと思い、特に小笠原流礼法と聞きますと、堅苦るしく窮屈なものだとの先入観を持たれ、ある種の拒絶感さえ覚える方々が多いのでないでしょうか。
しかし、日本の礼儀作法は、相手の為に自分はどのようにしたらよいのか、人を大切に思う「心」を、どのように表現して伝えるかというところから発生したのが礼儀作法です。
「礼儀とは、人を大切に思い、敬意を払う心と、常に相手を気遣う思いやりの心。
そのために、自分自身を慎む謙虚な心であります。
心を表現(形として)するやり方、方法が作法となります。」

その心の表現方法として、基本的な立ち居振る舞いが、長い歴史のなかでさまざまな経験を積み重ねた上で、その時代に合わせた改良を加え、築きあげられたものです。

しかし残念なことに、「本来の人を大切に思う」日本人の心は失われ、自己中心的な思想のもとに荒んでいく世の中を嘆かれ長い年月の中で守り続けてこられた一子相伝のお止め流の封印を解かれ、小笠原惣領家三十二世小笠原忠統先生により、本当の小笠原流礼法を世に出されました。
 
小笠原流礼法DVD-長編版
https://youtu.be/CPZQ-xhIF6w
http://www.amazon.co.jp/dp/B00J497QX2...

鎌倉時代より武士の社会で熟慮され体系化された武家礼法。
伝統的な作法は、過去のもので現代生活には不要であるという考えが主流ですが、それは大きな誤解です。礼法とは、時代に応じ、場に応じ変わります。
しかし、変えてはいけない根幹もあります。
この根幹がいつの時代にも必要とされ、また必要と認められたからこそ、現代まで伝わってきているのです。
立ち姿だけで、気品や気高さが見え、一たび動くと優雅さ、安心さをあたえるのが、小笠原流の礼法です。
その正体とは、実にシンプルで、特別な型を作っているわけではありません。
そんな小笠原流の礼法の"入門"として見ていただけるDVDとなっています。
2枚組で、基本編と応用編となっています。応用編では訪問や食事作法などが含まれています。
また、小笠原流を紹介する冊子も含まれており、DVDは英語字幕とナレーションが、冊子には英語訳がついております。
正しい日本の伝統文化を世界に紹介できるDVDでもあります。
基本編;小笠原流礼法とは、姿勢、立つ・座る、お辞儀、歩き方、膝行・膝退、廻り方、襖の開閉、前通りの礼、行き逢いの礼
応用編;訪問(和室)、履物の脱ぎ方、茶菓の進め方・頂き方、座布団の座り方、風呂敷の扱い・物の受け渡し、訪問(洋室)、椅子の座り方、食事作法、焼香、献花、包み方
 
◆こころを表す礼法「小笠原流礼法 小笠原敬承斎
http://nakata.net/rnp/area/5785/
礼儀作法とは
「相手をおもんばかる気持ちが礼儀。
その心を形にあわらわすのが作法。心と形が一つになってこそ礼儀作法が成り立ちます」。
そう話すのは、小笠原流礼法の宗家、小笠原敬承斎(けいしょうさい)さん。
小笠原流礼法として初の女性宗家だ。

小笠原流礼法の起源は古く、室町時代にさかのぼり、弓術や馬術、軍陣故実などの武家社会の故実全般の流派である。
そのなかの礼法を受け継ぎ、旧小倉藩主家の当主であり、小笠原総領家であった小笠原忠統が昭和期に創設したのが、現在の小笠原流礼法宗家本部だ。
小笠原流礼法はもともと武士社会の礼法であったことから、江戸時代には幕府公式の礼法となった。
そのため一般人からは「格式の高い礼法」と見られ、学びたいという人が多く出たのだ。

相手を思う『こころ』
取材をはじめるにあたって、敬承斎さんからお題が出た。
「この扇子をであおいでみてください」と、中田に扇子を手渡す。
少し困惑した表情の中田は、扇子を大きくひらいてあおいだ。
「通常はそのように用いますよね。
しかし、小笠原流の考えでは、扇子を開かない部分を残して使用いたします」
つまり、大きく開いてあおぐことは、暑いという気持ちが他の人に伝わってしまうので、周囲に気を遣って少しだけ開くということ。
礼法の基本は、他の人を思いやる気持ちだと敬承斎さんはいう。
たとえばおじぎの仕方。
「ありがとうございます」と言いながらおじぎするのではなく、きちんと相手の目を見て言葉を伝える。
何度もお辞儀をするとかえって軽い印象をつくってしまうので気をつける。
また、上体をさげるとき、あげるときを同じスピードで行うといい。
息を吸いながら身体を倒し、止まったところで吐き、吸いながら戻るといった息遣いがある。
もちろんそういう「形」は知っているほうがいい。
けれども、大事なのは心と状況判断だという。
「常々、先代は、時代が変わっても心は変わることはないと申しておりました。
生活様式の変化にともない、形は変わりますが、根底にある“心”はいつの時代も同じなのです」
 
◆日本の心、ここにあり。仕事に役立つ「武家の礼法」
http://president.jp/articles/-/15133
鎌倉の世から受け継がれてきたサムライの礼法。
“実用・省略・美”を掲げ日々心身を鍛えるその教えは、「和の心」で世界と闘うビジネスマンの無上の糧である。一子相伝750年、小笠原流宗家が語る。
礼法の本質は「鍛錬」にあり
礼法と聞くと、決められた動作を覚えるだけの堅苦しい行儀作法だと思われるかもしれません。しかし、武家を中心に伝えられてきた小笠原流礼法の本質は、日常生活の中で行う心と体の「鍛錬」です。

現在、私は礼法の教室をいくつも持っており、大学でも教えていますが、初めて参加される方は一様に戸惑います。話を聞くお勉強ではなく、体を使う鍛錬から始まるからです。基本である歩き方の練習だけでも、始めて5分もすると汗だくになります。筋肉痛にもなるし、思惑違いからすぐにやめてしまう方もおられます。

その半面、10年以上通われている方も少なくありません。こういう正しい体の使い方、物の扱い方が大切だと思ってくださっているのでしょう。

小笠原流礼法は、源頼朝に糾方(きゅうほう)<弓馬術礼法>の師範として招かれた初代・小笠原長清が、源氏の兵法と公家の礼法をまとめ、鎌倉幕府という新組織にふさわしい形式に仕上げたのが始まりで、室町時代に確立。各時代の将軍家師範を務めてきました。